コールマンの4Sワイド2ルームカーブで4泊したのでレビューする。
コールマン公式HPでは、WEBでの正規品は公式のみと記載がある。
この圧倒的な佇まい。素敵!
マスターシリーズって名前なだけあって、かなりの快適性。
マスター・・・っていい響き。
この4Sワイド2ルームカーブは公式では、耐久性、居心地、空気循環を3つのセールスポイントとしているからこのブログでも同じ軸+私の思い付きでレビューする。
同じマスターシリーズのコクーンiiiの情報はわりとあるけど、カーブはなかなか情報がないから何かの参考になれば。
使用条件
・季節・・・夏
・用途・・・ファミリーキャンプ
・設営・・・ほぼ一人。時々家族の手伝い
主に家族キャンプで使用が多い。
ファミリーキャンプあるあるで母は子供の世話して、お父さんが一人で設営せざるえないパターン。残念ながら。
耐久性について
絶対的な安心感がある
スペックの詳細は公式が一番よいのでここでは省略。
扱ってみてすぐにわかるのは、生地の分厚さとポールと構造のガッチリ感。
これだけでとにかく何が起きても大丈夫感がある。
雨のキャンプでも使ったけど、まったくしみてくることも、その心配もなかった。
よって、耐久性は◎。
家族でのキャンプはとにかく絶対的な安心感がまず第一優先な考えだからマスターシリーズの耐久性はとてもよい。
居心地について
家族3人にちょうどよい大きさ
我が家は小学生前の娘と夫婦二人の3人で使用している。
ちょうどよい。
家族4人でもいける感じはする。
コクーンiiiにするかかなり迷ったけど、コクーンは3人で使うには大げさすぎる。
コールマンの最上級モデルは完全にオーバースペックだろうし、買うのがなんとなく気が引けた。
(お金もないし)
コクーンでは設営の大変さに耐えられないし、とにかく大げさすぎる。
実際に使って感じるのは、ちょっとインナーが小さく作られていて、リビングを広くとる設計なのかな ということ。
前使っていたサバティカルのアルニカよりも少しズングリしててリビングのデッドスペースがかなり少ない印象。
なかなかちょうどよい。
天窓から外が見える
売り文句の一つに「テントから星天が見えます!」っていうのがあるけど正直、テントの中から星天はあまり期待できない。
私がこのテントを使ったときは基本やや曇っていたこともあるかもしれないが、この天窓に星は期待しないほうがよい。
なぜなら、天窓はちょっと分厚い透明なビニールだから。
透明なペットボトル越に空を眺める感じ?それならテントからでて肉眼で見た方がいい。
しかし、この天窓すごく良い点も多くあり私は好き。
昼間は明り取りになるし、インナーテントからでも空の様子がわかる。
インナーテントで寝ながら空が見えるって結構気分がいい。
星まではきれいにみれなくても風で揺れる木や流れる雲は見れて自然を感じられる。星が見えそうな空かどうかは判断できる。
風で木が揺れてるなーとか、明け方もう明るいな~とか、外を感じられるのはとてもよい。
サイドウォール付き跳ね上げキャノピーが最高
カーブはこれが最高。
サイドウォールがあることで、雨の吹込みを防げるからかなり居住スペースが増える。
通常、トンネルテントの両端は結構デッドスペースになりがちだけど、このサイドウォールのおかげでよりキャノピーの天井が活かされて広くスペースを活用できる。
当然、サイドウォールが不要で通気させたいときは巻き上げてしまっておける。
2人くらいのキャンプなら完全にタープ不要になる。
入口の汚れ、わずらわしさを軽減
地味にありがたい、よく考えられた機能。
ファスナーとテントの端がゴム紐でつながってて、ファスナーを開けるとテントの下がめくりあがる仕様。
テントの中からみるとこんな感じ。
テントの外から見るとこんな感じ。
このおかげで、出入りの際に幕をめくる作業が軽減される。
また、スカートを踏む回数が減るから汚れの軽減になる。
地味にありがたい機能。
優れた空気循環
ベンチレーションがたくさんあり快適
インナーテントは四面メッシュになるから夏でも涼しく過ごせるし、寒ければメッシュを閉じれば快適になる。
夏キャンプもなかなか快適に過ごせた。
天窓のベンチレーションが素敵で、雨が降ってても水をテントに内に入れることなく空気だけ入れ替えできる。
これのすばらしいところは、雨の侵入を防ぎながら上部からの換気をできること。
雨でもメッシュにして上部から換気できるテントって少ない。
コットン混紡のインナーで結露を防ぐ
インナーの壁2面がコットン混紡で結露を防いでくれる、はず。
4面ともコットンならベストだったけど、これはコストの関係上仕方ないのか。
まだ秋の寒い時期や冬キャンプをこのテントで経験してないからなんとも言えないが、結構期待している。
設営のしやすさ
ネットを見ると、「ひとりで全然できます!大丈夫です!」みたいなことがよく書いてあるが、そんな楽にできるわけではないことは理解しておくことが必要。
試し張りの様子。なんとか子供に邪魔されながら一人でできた。
こちらは途中の姿。
キャンプでの初使用は、真夏の炎天下だったけど、休み休みやったらインナー吊り下げてペグ打ち完了までなんだかんだ1時間以上かかってたから。
一人でもパンパンパーンっと10分くらいでできるってことではなく、じっくり時間をかけて作業をすればできるくらいに考えておくとよいと思う。
良い点としては、あまりパワーが必要な感じではないこととで、多分女性一人でもできる。時間はかかるけど。
2ルームカーブのデメリット
赤いロープは夜みえない
地味にこれが一番の欠点かもしれない。
付属のガイロープが赤いでかっこいいのだけど、夜になるとこれが見にくい。
暗闇では白いロープは見えても赤が見えない。
子供はほぼほぼ躓くけど、大人も躓くレベル。なんとか対策しないと結構危ない。
サイトをあまりキラキラ装飾するのは好みではないけど、安全のためにもライトロープが必要かと思っている。
結構設営、撤収に時間がかかる
なんだかんだ1時間くらいかかるんじゃないか?
幕が大きいためこれは仕方がない。一度立ててしまえば、上述のメリットが上回る。
撤収にもそれなりに時間がかかる。
最低でもルーフフライ、インナーテント、フライの3つを干す必要があり、そこに加えてグランドシートもやるとなかなかの面積と時間がかかる。
重い
これはすべての大型テントに対していえることだけど、確かに重い。
特にカーブは幕厚がすごいから重い。
対策として私は、ポールと幕は別々に運んでいる。
それでもそこそこ重いけど、デメリットになるほどでもないかな。
フライとインナーも分けて運ぶとより軽くなっていいかも。
ここらへんは工夫次第だと思う。
とにかく、ポールと幕は同じ袋に入れてはいけない。
レビュー記事紹介
(載せてほしい方いたら連絡ください)
実際に購入されて使っている方の貴重なレビュー記事。
実際、私もこの記事に結構背中を押された。ありがたい記事。
購入時にテンション上がって書いた記事で、
購入にあたって迷ったことなど色々書いている。
実際にキャンプで使用した記事。
まとめ
大型テントならではのデメリットは当然あるが、我が家にはすごくちょうどよいいテント。
予算的にも機能的にも十分でいろんな意味でちょうどよいテント。
これから秋、冬と経験するのが楽しみになるテント。