マロの「いっぷくどうぞ」

妻と娘の三人暮らしのサラリーマンが書きます。

将棋センターで指してきたけど、超うぜー!な人が多くて驚いた

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東京の将棋センターで将棋さしてきた話。

 

 

ネット将棋にハマッており、

久しぶりに駒を触って対人で将棋を指したくなってきたので

東京にある将棋センターに行ってきました。

 

対人で将棋を指した経験としては、

小学校の将棋クラブと父親くらいしかない私としてはドキドキです。

対局数で言えば、父親9割。

 

そんな私がしらないおじさんに混じって将棋を指してきました。

 

そして、おっさんたちのうっとうしさに面食らいました・・・。

 

 

○○なおっさんシリーズ

もうひどい。キッズ達もドン引きなレベル。

一回行っただけで、全部味わえるから本当に将棋センターおすすめしますよ。

まさにエンターテインメント!

 

 とにかく差し手がきたないおっさん

な~んか指してが汚いんです。

駒が枠の中で斜めになってたり、

持ち駒を手に握ってたり、もち駒パンパンしてたり。

 

手が震えてて、

指すたびに回りの駒をがちゃがちゃってやっちゃう

おっさんはもう仕方がないのかもかもしれない。

 

まーこの辺は許せる範囲。

とにかく確認してくるおっさん

「これとっちゃうよ?いいのか?」

「どんどんとっちゃうよー?」

「にーちゃんそこで考えても無駄だよ?へへ」

「それすると、これだけどいいのかなヘヘ。」

 

もう加藤鷹ばりに確認してくる感じ。

 

とにかく投げやりな(ふりの)おっさん

「あーよくわかんないけど、これでいいだろっ」

 「わかんないからこの手!」

 

 

 

おいおいおいおいおーーーい!

絶対自信満々にさした手だろうおおぉぉ!

 

そんで加藤鷹!

こっちはミスしたのわかってるのにいちいち聞いてくるなっっ!

 

将棋っていうのはな!

対局が終わっても素人にはどっちが勝ったのかわからないような、

そんな落ち着いた空気でやるもんなんだよ!

 

と、いう思いを押し殺しながら悪手を指した自分を恨みつつ黙って指す私。

序盤のミスを盛り返し、どんどん指していく。

 

完全に逆転してきた。

 

私、勝勢。

 

急に長考しだすおっさん

「うーーん。あれがきてこうなってこうなって・・・・・」

 

 将棋センターって基本時間無制限なんです・・・。

自分が勝勢の時に、待ってるのつらい・・。

 

急にしーしー唸るおっさん

「しーーーーしーー」

 

「うーーーーん」

 

 

っておーーーーい!急に長考かいい!

さっきまであんだけこっちをあおるようなこといっといて、

しーしーしーしーうるさいわぁ!

 

 

待ったするおっさん

そして、「待った」をするおじさん

「あ、いまのなし。まったもありだよー?」

 

今駒から指離れましたよね?と私が確認すると、

 

「へへ、にいちゃん厳しいねー」

 

おいーーーーー!

ルールどおりさせ!

 

でも、はじめてきて、

常連のおじさんの待ったを許さなかったという

空気読めない行動もいやだったので笑顔で許す私。

 

そして、私が勝った。

 

 

 言い訳するおっさん

「もう勝ったと思って適当に指してたらやられちゃったよへへ。」

 「これは勝ってたなへへ。」

 

うぉおおおぉぉいい!

なにそのちゃんとやってれば勝ってました的なやつは!

長考して、待ったまでしてちゃんと考えてだろうが!

 

謙虚な私

誰か褒めて。

そして、私は

「たまたま勝てました、ありがとうございました。」

と一言いって終わりました。

 

こんなあおりに腹がってしまう私がいけないのですが、

対局した三人が三人ともこんな感じだったのでなんともカルチャーショック。

 

私はそんなに強くなくて棋力はアマ初段くらい。

多分、今回当たったような万年初段くらいの常連のおっさんが一番タチ悪いと思う。

 

まとめ

でもなんだかんだ対人でのあのドキドキ感は楽しいしまた行きたい。

3連勝してきました。

 

しかし将棋というのは品よく指したいものですね。

将棋を通して勝ち負けの厳しさを学ぶのはもちろんですが、

全力で智を振り絞って戦った相手を認め敬う心を養えます。

「お願いします」「負けました」という挨拶を通して礼儀作法や謙虚な気持ちが自然と身に付きます。

 

まさに、「棋品」ですね。

 

将棋を通して、人間として成長していきたいものです。

 

 

店の外でてめっちゃガッツポーズしたけどな!!