「大院卒であること」はあなたが思っている以上に市場価値がある!
ということだ。
私は修士号を取り、研究の道を諦めて一般の中小企業に就職した。
研究テーマ、内容とは180度違う仕事につき、自分は一生ここでがんばるんだ!と思っていたが、人生なにが起こるかわからない。
大学院卒で中小企業に勤めている方は是非転職で大企業を狙ってもらいたい。
大学院卒の経歴には価値がある
あなたが思っている以上に価値がある。
私は生物系の大学院の修士課程を修了し、一般企業、しかもド中小企業に就職した。
そこで7年ほど勤めて大企業に転職しました。入社後、お酒の席で、どうして私を採用したのか面接官に聞く機会があり話を聞いた。
すると、こういわた。
「~中略~君は普通だったんだよ。あと大学院にいっているからデータの取り扱い方もしっているだろうし。」
この時、はじめて大学院卒という学歴の強さを感じた。正直、7年くらい完全に研究のことは忘れていた。むしろそんな昔のことになんの価値もないと思ってた。
不正だらけの世の中だからこそ
神戸製鋼にKYB、タカタや三菱自動車、スバル、三菱マテリアルなどなどあげればきりがない。大企業と呼ばれる会社がつぎつぎに不正をしている。データの改ざんだ。
企業で働く従業員の倫理観が問われているのではないでしょうか。
そういう意味でも大学院で研究をしていた人は魅力がある。
研究者にとってデータを書き換えることは「ねつ造」でありもっともやっていはいけない行為という認識がある。
企業で働く人間ももちろん高い意識で仕事に望んでいるとは思うが、研究の世界を見てきた大学院生ならよりデータの取り扱いへの意識は高いだろう。
研究室にいると院卒であることが当たり前
研究室にいると、まわりがみんな院生、ドクターという環境が当たり前になってしまう。化け物のように頭がきれて行動力もありデータを出しまくる人間を見ていると自分の「大学院卒」という経歴になんの価値も感じなくなってしまうのではないか。
だけど、そんなことは全然ない。
研究室を一歩でれば、大学院卒はあなたの強みになる。
もちろん、転職でも強みになる。
思い切って大手企業を目指してみよう!
これは本当に思う。みんな転職活動してみよう!院卒という武器があるならなおさらチャレンジしよう!
修士や博士課程を経て中小企業に就職した当時とは社会情勢も何もかも違う。あなた自身もスキルアップしている。人口減の時代に活路を見出そう。
まとめ
院卒というキャリアがあるのであればそれを活用して転職活動してみてはいかがでしょうか。
自分の想像していないような会社から採用を勝ち取れるかもしれません。
まずは第一歩を踏み出すこと!